Lop Abuse On Somebody解散【おすすめロックバンド情報】


先日、僕の大好きなポストロックバンド「」が解散を発表しました。

音楽ファン、またインディーズバンドのファンである以上、突然の解散と言うのは常に覚悟しているものです。
ですが、代表の石山さんとはライブ会場で話したこともあったし、同年代でもあったし、個人的に思い入れの強いバンドでした。
ステージ上の彼らがとてつもなくカッコよく、比べて自分は何をしているんだという重いにも駆られました。
今、自分はフリーランスとして活動しているのですが、そこにいたるまでに彼らの影響は大きかったです。

white white sisters目当てで行ったイベントで出会ったのですが、かなり貫かれました。
歌詞のないインストゥルメンタルというスタイルながら、言いたいことが伝わってくるというか、自分の気分によって聴こえ方が変わる、自分の内なる声が跳ね返ってくるような、すごい表現力のあるバンドだなと思いました。
轟音を掻き鳴らす割に、染みてくるような不思議な音が衝撃です。

解散の理由は「音楽性の違い」ということ。
ありがちな理由ですが、ロックバンドとは、一つの音楽を創っているとしても、集まっている個人の考えや趣向は違うこともあります。音楽性が違う人間が集まっているからこそ生まれる音楽もあるわけです。
むしろ音楽性の違いで解散と言うのは自然なことで、解散の理由がそれというのは、実は幸せなことなんだとも思います。
ファンとしてもあきらめがつきます。

残念な気持ちでいっぱいですが、出会えてよかったです。
最後の音源、楽しみです。

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