解散/活動休止してしまった若手邦楽ロックバンド


僕はただの音楽好きで、自分では演奏したりしないけど、
音楽の世界って厳しいなあと本当に思う。
 
どんなに才能があっても、それで食べていけるとは限らない。
そんな中、自らの音楽を信じて闘い続けるアーティストのことは本当に尊敬する。
 
でも、闘った果てに、音楽を辞めてしまうという結論も仕方ないとは思うし、素晴らしい音楽を残してくれたのであれば、同じように尊敬できる。
 
というか、バンドって人間が創るものだから、永遠に続くわけじゃない。
人それぞれの事情があるわけだし。
続いていることの方が奇跡。
ただの音楽好きが、そんな音楽と出会えるのも奇跡だと思う。
 
ま、何が言いたいかというと、ちょっとでも気になったバンドがいれば、ライブに行け!ってこと。
もしくは音源買ってしまえ!ってこと。CDの生産終了しちゃうこともあるからね。
 
そんなわけで、素晴らしい音楽を世に残しながら、解散、もしくは無期限の活動休止となった若手の邦楽ロックバンドの一例を紹介。
今でもおすすめしたい素晴らしいロックバンド三組!!
 
 
1.ハヌマーン
2012年夏に正式に解散を発表。
「RO69JACK 10/11」に優勝してCDJ10/11のステージにも立って、めっちゃ期待されていた若手ロックバンド。
 

 
このステージを見てたんですが、マジで素晴らしいライブだった。
その日、フェスにも関わらず「Fever Believer Feedback」のリフが一日中頭から離れなかった。
てか、今見ても良いライブだなあ。MCに緊張が見られるけど、パフォーマンスに余裕と貫禄が感じられる。
忘れられないライブだよ、これ。
かなり難解でテクニカルな変拍子がすっごい癖になる。
ちょっと、レトロな空気もあって、不敵で、超かっこよかった。
9mmが好きならはまる気がする。
 
[CD] ハヌマーン/RE DISTORTION
 
 
2.the unique star
2012年春に無期限の活動休止を発表。
ハイトーンな男女ツインボーカルと特徴的なギターサウンドの若手ロックバンド。
って言うと時雨っぽいし、実際に時雨っぽいとも言われてたけど、個人的には時雨っぽいとはあんま思わなかった。
 

 
時雨よりは丸いかなあ。ちょっと挑発的な声が癖になる。
うーん、中毒になったり癖になるポイントが時雨と似てたのかもしれないな。
ライブでの再現性も高くて、インディーズバンドらしい瑞々しさもあって好きだったな。
イントロがかっこいい。ダークな愉快さがある。
歌詞が弱かったのかなー。でもブレークする気配はずっとあった。それだけに悔しい。活動休止ということで少しは期待してしまう。
 

 
【送料無料】 THE UNIQUE STAR / Good morning DEVIL 【CD】
 
 
3.
2013年2月に解散を発表。
初のフルアルバム「再生の風景」リリース直後にギター高橋國光さんの失踪をきっかけに解散。the cabs / 再生の風景 【CD】

リリースツアー、めちゃくちゃ楽しみにしてたのに!!!
 

 
「マスロック」の名手。演奏技術がめっちゃ高い。インストバンド並みの手数に、きれいなボーカルで表現される残酷で純粋な世界を思い起こさせる歌詞が最高。世界観が凄すぎる。
the cabs / 一番はじめの出来事 [おすすめ邦楽ロックレビュー・感想]
その世界観は、才能がありながらも不安定という状態でなければ表現できなかったのかもしれない。
才能と技術のある三人がバランスを保っていた奇跡的なタイミングに存在していたロックバンド。
ライブもどこか生き急いでいる感じはあったよね。
 

 
マジで超かっこいい!
 
【送料無料選択可!】回帰する呼吸 / the cabs
 
 
また、いつかライブハウスで出会えることを願って。

Tags: , ,