Perfume/LEVEL3 [おすすめ邦楽ロックレビュー・感想]


Perfumeの最新アルバム、LEVEL3
Perfumeはライブがカッコよすぎて最早、ロックバンドに近い存在だと思う。
そんな彼女らの最新アルバムの感想。
邦楽の枠に収まりきらず、
世界を狙ってるなって感じです。
今までのPerfumeより、
バッキバキなクラブミュージックに寄っていますね。
CAPSULEっぽいかも。
Perfumeならもう少し、J-POPなわかりやすさがあっても良かったとも思いますが、
自分的には大好きなジャンルで、満足度は高いです。
Enter the Sphere からSpring of Lifeの流れが最高。
特にSpring of Lifeのイントロがかっこよすぎる。

そしてリードトラックにもなっている1mm
基本的にはミディアムなナンバーなんだけど、
音の重ね方が上手すぎる。
「Ah~Ah~」のところで、三人の声が音と合わさる時がかなり良い!
何とも言えない響き、グルーブがある。
「ポイント」や「だいじょばない」も通して聴くと、
アルバムの流れを加速させているよう。
意外とお気に入りなのがHandy Man
「なんだか なんだかな だめだめかな」のフレーズが耳に残る。
きゃりーぱみゅぱみゅが歌っても似合うかも。
で、やっぱり良いのがSpending all my time
アルバムミックスになっていて、クールさが増した。
カンヌ広告祭での、プロジェクションマッピングと融合したパフォーマンスは最早伝説!
あれは超かっこいい!

あと、初回限定版のクリアパッケージがまたかっこいい。
クリアなフィルムが何枚も重なって表紙を作るアートワークが良い。
一つ残念だったのがDVDの「Perfumeのただただラジオが好きだからレイディオ!」 が
本当にただのラジオだったこと!CDで良かったじゃん!
せめて、収録してる様子だけでも映像にしてほしかったな、と。
でも、隅々までかっこいい新しいPerfumeの「音」がある名盤です!

Tags: ,