凛として時雨 / I’mperfect [おすすめロックレビュー・感想]

凛として時雨

今年、一番聴いたCDです。
あと三カ月あっても、その順位は変わらないでしょう。
I’mperfect

歌詞は日本語でも世界を驚かせるであろう邦楽ロックバンド。
従来のロックとは一線を画したオルタナティブな音。
もう大好きなバンドです。超おすすめ。
リードトラックのBeautiful Circus から時雨が全開です。
ポップさをベースにしつつも、予測不可能な曲展開、
唯一無二の独特の切なさと激しさを同居させたギターの音とそれを際立たせる超絶テクニック。
ベースとドラムの「音」もほかのバンドとは一味違います。
男女ハイトーンボイスも相変わらず癖になる。癖になったら抜け出せない。
日本語の選び方、曲へのはめ方にも圧倒されます。
いつかの「トキニ雨」という自主企画で対バンしてたCharaさんも言ってました。

Beautiful Circusの「錯覚のサーカス」というフレーズが
脳内に響き渡ります。
あと、Filmsick Mysteryが大好きです。聴き易くおすすめです。
どことなく、knife vacationに通じるものがあります。
ライブでの
「トキニフレスギル トキニミエスギル」
のところの時間が止まったかのような光の演出がかっこいいです。
武道館の花開くような演出も鳥肌ものでした。
345のエモーショナルな歌声が際立つ一曲だと思います。
そしてダンサブルなMONSTERという曲もありつつ、
最後を締めるMissing ling
RINGじゃなくてLING
解散を暗示しているようで、少し焦りました。
時雨は一曲一曲に全力、命をかけているような部分があります。
その刹那的で残酷な美しさがいつまでも続いてくれることを望みます。

こっちはバンドスコア↓

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