邦楽を代表するオルタナティブロックバンド凛として時雨のフロントマンTKのソロ作品「unravel」
独自のポップセンスが爆発し、それが多彩な音によって描かれた傑作だと思う。
ライブでも半端なかった。


unravel(初回生産限定盤)(DVD付)[TK from 凛として時雨]

表題曲「unravel」アニメ「東京喰種トーキョーグール」のテーマとして書き下ろされたというが、アニメを知らなくても楽しめる。
TKの母親が「今回のは良かった」と評したと言うが、切なさがいつもよりわかりやすくポップに突き刺さる。
中盤の展開のスケールのでかさが悲痛な叫びにも通じる。
バイオリンの音がすごく良い。
何よりもTKのエモーショナルな歌い方が際立つ。
unravel(初回生産限定盤)(DVD付)[TK from 凛として時雨]

「Fu re te Fu re ru」はバイオリンがないせいか時雨っぽく聴こえる曲だ。
それに続くインスト曲「Acoustic Installation」
アコギやピアノの音からの展開がかっこいい。
涼しげで冷徹なロックだ。

初回限定版につくDVDも必見。
東京公演はすぐに売り切れた、TKの弾き語りツアーからの映像だ。
CRAZY感情STYLE、seacret cm、Re:automation、Sergio Echigoなどやっぱ時雨の曲はいい。
特にCRAZY感情STYLE、Re:automation、Sergio Echigoは凄い新鮮だった。

時雨ファンなら手に入れるべき一枚だ。

unravel(初回生産限定盤)(DVD付)[TK from 凛として時雨]